60年代の音楽を貪欲に取り込み、現在のポスト・ロックの一つのスタイルとして昇華しているQUATTRO。彼らのルーツはコーヒーハウスにまで遡り、かと思えば60年代後期のサウンドをも含む、"60's"を丸ごと飲み込んだ独特のカラーである。先日来日したoasisのサポートアクトを終え、さらにライブまみれの多忙極める中、Art Yard Reconに登場してくれた。サウンドについては、まさに聴いた方が早い ↑!? ライブが目白押しの注目バンドです。
●ではまず最初に、QUATTRO結成のいきさつについて教えていただけますか?
Vo.岩本:結成は高校時代、地元の東京都府中市の友達で結成しました。元々、自分と幼馴染みの中島(Bass)が同じバンドをやっていて、そこに前ギタリストと前ドラマーがやってたバンドが合体した感じです。今のメンバーになったのは2007年の夏頃だったと思います。
●QUATTROはMississippi John HurtやMuddy(Waters)、Lightnin' Hopkinsなどのコーヒー・ハウスやディープなブルース・アーティストから、60年代当時のモダンなグループまで、多彩なアーティストをフェイバリットに上げていますが、QUATTROにとってやはり60年代の音楽はキーポイントなのでしょうか?
岩本:60'sの音楽は自分にとって最も重要な部分で。正直、あの時代の雰囲気やニュアンスがあれば何でも「良い」って言ってしまいかねない位好きなんです。60年代のロックミュージックには魔法があるんですよね。ただただ、その魔法の虜なんですね。
●ツアーで来日したoasisのオープニング・アクトに抜擢されましたが、現在はどのような心境ですか?また、オーディエンスとサウンドで対話してみて、ステージ上から印象に残ったことがありましたらお聞かせください。
岩本:そうですね、oasisの前座はとても良い経験になりました。外タレの前座をする日本人のバンドなんてヒールみたいなもんですが、多少なりともお客さんと対話できたと感じています。
●では、機材についてお伺いします。メンバーそれぞれのお気に入りの楽器や機材・アンプなどがありましたら教えていただけますか?また、レコーディング時にこだわっている点や、エピソードなどがありましたらお聞かせください。
岩本:自分は長い間Rickenbackerを使っています。当初は大好きなByrdsの見た目に近い330を使っていましたが、1年半前に京都でツアー中に盗難に遇い…現在は480を使っています。松坂はGIBSON SG、佐藤はHammond、Bassの中島はAmpeg大好き人間ですね。
●QUATTROにとってライブは大変重要な位置を占めると思いますが、QUATTRO自身が現在までのライブパフォーマンス時に印象に残っている出来事や、忘れられないエピソードなどはありますか?
岩本:第1回の「Kings」でのライブは印象的でしたね。あの空間にいた人がみんな同じ感覚でいた様な錯覚がありましたし。
●個人的には日本のグループでポストロック以降のサウンドのモチーフにブルースを選んでいるところにQUATTROの魅力が凝縮されていると感じますが、そんな貴方達が注目しているグループはいますか?
岩本:日本では「Kings」や「Tequila69」といったイベントに一緒に出ている様なバンドには注目しています。
●今回、ART YARDではUKはノーウィッチ、NY、東京、と三つの国の三つの都市で活動する話題のグループを同時に取材していますが、QUATTROから見た東京の音楽シーンはどういった印象でしょうか?
岩本:今、東京の音楽シーンはとても面白いものになっていると思います。シーンを担うバンドとお客さんの準備はもうできていると。
●QUATTROが取り組もうとしているプロジェクトなど、これからの予定について教えていただけますか?
岩本:地域振興。格差是正。 は無理かもしれないので、自分に責任を持たず達観して音楽を見ている人を無視した、純粋な人への音楽制作やライブ制作です。
●では最後にART YARD Informerの読者にメッセージをお願いいたします。
岩本:言葉だけでは表現し切れません。とにかく、ライブに遊びに来て下さい!














