Rojika/吉田Q/stapyloccocus/TheCarendarOfHappyDays
artyard studioで行われたFandamentalに出演した4つのグループを紹介。Rojikaをはじめ、それぞれ独特の雰囲気を持つグループが集った。このシリーズでは、ライブと連動したインディペンデントのアーティストを独自に紹介していく。今回は関西のグループをクローズアップ。

ROJIKA
浅井(vo)のとてつもなく恵まれた声質と、音楽的でグルーヴに溢れる演奏で人気を集めているバンドRojika。最近リリースされたミニアルバム『CALOR』はミックス・マスタリングのクオリティーも高く、ライブでの主要曲を網羅したRojikaの良さを最大限に楽しめる1枚だ。日本の音楽ファン好みのメロディーをしっかりと押さえながらも、初期のGRAPEVINEを彷彿させるロック感や、バンドの持つ生の緊張感を伝えてくれる貴重なグループ。関西の音楽ファンは必聴のアーティストだと言えよう。

stapyloccocus
artyardでは初めて紹介するstapyloccocus。彼らの真骨頂はコード使いとベースラインと巧みに絡み合うドラムプレイだと感じた。スタイリッシュに聴かせてくれるノリの良さで、他のグループの聴衆にも評判が良かったグループである。Myspaceで彼らの音源が試聴できるが、ライブではモロにそのリズムの「うねり」を感じることができる。丁寧な演奏だけではない、音の波の発生のさせ方。stapyloccocusは、そういったライブならではの魅力を十二分に持ち合わせているバンドである。

吉田Q
以前、Reconにも登場してくれた吉田Q。彼の歌謡曲に対するこだわりや、昭和歌謡をモチーフにした作品への向き合い方は、その音源からもビジュアルからも、そしてライブからも伝わってくる。現在のバンドシーンにおいて「歌謡=芸能音楽」という音楽的認識をどれくらいのグループが持っているかは謎だが、吉田Q自身、知ってか知らずか非常に音楽的な方法でそれらの『モダンな時代錯誤』を、クラシカルな日本をモチーフにして打ち崩している。そう、誰かがそう言わねばならない。そう思わせてくれるアーティストなのだ。
The Carendar Of Happy Days
以前、とあるライブハウスで彼らを観たのだが、隙間のある湿ったVoのメロディーラインとツボを押さえた轟音リフ、そしてドラムとの絡みがさらにその隙間に緊張感をもたせるアレンジもあり、ギターもののグループとしての魅力が詰まってながらも、テンション・コードを巧みに取り入れたミドルテンポのリフ曲のくみ上げ方に、良い意味で日本的ではない、アンダーグラウンドな質感すら感じられる。こういった、ジャパニーズ・アングラには歴史がある。特に、ギターロック時代の洗礼を受けた若いグループが、こういった音を積み上げて行くこともまた、シーンにとってとても重要な事だろう。










