先日行われたリフレイン、the coils、スポンジーズ、Back Mushroom、THE PLUGの5つのアーティストのライブ。それぞれのバンド紹介と、さらにその中から今回はthe coilsとTHE PLUGをピックアップ、『撮りおろしフォト付 the coils Interview』も掲載。2009年関西方面のバンドピックアップの最終回でもあります。2010年度も、多くのインディーズ・グループを取り上げて行きたいと思います。
今回、Art Yard オンラインにて『撮りおろしフォト付 the coils Interview』を掲載したthe coils。『素朴』というには素晴らしすぎる直球な歌詞とメロディー。そしてピロウズからの影響を隠さぬ潔さは、良い意味で90年代後半のJPシーンの緊張感を思い起こさせ、新たな世代による新しい10年の始まりを予感させる。ライブで特に感じたのは、Voの声質や気持ちよいくらいのストレートさもさることながら、非常にハイセンスなベースラインの組み立て方。他のパートを活かしつつも、主張のあるプレイだと感じた。この絶妙な直球さ加減はライブでも是非体感して欲しい。音源のリリースが楽しみなアーティストである。下記掲載のインタビューで彼らの回答も読んでいただきたい。非常に魅力的なバンドである。
>>『撮りおろしフォト付 the coils Interview』を読む
-リフレイン-
Vo上田の非常にクオリティーの高いVoと、ツボを心得た隙間のあるアレンジでまさに『タフなライブ』を聴かせてくれるリフレイン。そしてそのステージ運びにもやはり暖かみがあり、先のワンマンもさることながら、好ステージを積み重ねて着実に得て来たであろうこの人気ぶりは、決して『実力派のステージ慣れ』ではなく、彼らの一回のライブに対する真摯なスタンスや、音楽に身体ごと向いていることからだと感じる。そして、実力派バンドとして十二分に忘れられない声質とグルーヴ感も、彼らの音楽を初めて聴いたリスナーにすら十分に伝わっていたはずだ。2/7には彼らの自主企画が寝屋川VINTAGEにて行われる。彼らのライブに足を運んでみてはどうだろうか?ライブでのリスナーの満足度が非常に高いであろうグループである。 Photo:裏野 智洋
スポンジーズ
ハイテンションなステージでトリを飾ってくれたスポンジーズ。"タッチ"で聴かせてくれる渋いアレンジや、疾走感溢れる"LIFE LINE"など、3ピースながらもヒネリのある展開で楽しませてくれた。個人的にMyspaceで聴く事のできる"A.Tower.L.I"、"HOPE"という曲はshimon(vo)の優しくも味のある声質を際立たせている。本人達は否定するかもしれないが、アップテンポな曲よりも前述の"A.Tower.L.I"や、コーラスワークとギターでレゲエ/ブラックミュージック的展開を見せる"映画"など、ミドル系の素朴なストレート・ビートの曲や、メロウな曲は彼らの一番の持ち味で、落ち着いて彼の声を堪能できる分、ライブでも数多く聴きたいと感じさせてくれる。東京都内にも積極的にツアーを行っている彼ら。今後の活動にも要注目だ。
- Back Mushroom -
弱冠18歳、全員高校生のギターロックバンド、Back Mushroom。メロディーラインと曲展開は良い意味で高校生らしからぬアレンジ力と、隙間を活かしたダイナミクスある演奏で楽しませてくれた。彼らの聴衆も純然と音楽を楽しむ世代。その日のライブ全体を最後まで楽しんでいたのも彼らのオーディエンスの特徴だった。ライブというのはやはり日常において特別な日なのだ。そんな若いリスナーにきちんと応える、感情のこもったステージを披露してくれた。これからいろいろな経験をし、さらに成長した彼らBack Mushroomの音楽にも期待したい。
- THE PLUG-
オーソドックスな歌ものの中にも、グルーブ感溢れるボトムラインと妖しさをもっていたTHE PLUG。僕は特に彼らの歌詞のなかに何とも言えない赤裸裸な肌触りを感じた。そして3ピースにおいてボトムラインの波うち方はやはりとても重要なのだと思わせてくれたグループでもある。下記に彼らのミニインタビューも掲載しているので、興味のある方は一度ライブに足を運んでみてはいかがだろうか?今後の音楽的進化にも期待したい。
>>Pick Up Artist -PLUG-インタビューはコチラ










