●よろしくお願いします。まず初めにメンバー紹介、rega結成のきっかけを教えて頂けますか?
青木:ベースの青木昭信です。
三宅:ドラムの三宅隆文です。
井出:ギターの井出竜二といいます。
四本:ギターの四本晶といいます。よろしくお願いします。
青木:結成のきっかけは、元々上手ギターの竜二と僕が小学生の同級生で。晶は最近regaに入ったんですけど、その前に居たギターも小学生からの幼なじみで。その3人が最初ですね。音楽をやり始めたのも一緒で。
井出:四本以外は地元が愛媛なんですよ。中学くらいの時からコピーバンドを始めて。オリジナルをやったりもしてたんですけど、一旦解散して、彼が(青木)先に東京に行っちゃって。
青木:音楽やるなら東京っていうのがあって。愛媛も最近はライブハウス増えてますけど、その頃はメインの場所が一つしかなくて。しかも自分の家から60キロくらいの場所で(笑)。ただ単純に東京への憧れっていうか、音楽やるならっていう。イメージがほとんどですけどね。
井出:でも僕はまだ愛媛でバンドやってたんですよ。それぞれでやってる時に、ここの二人(青木と三宅)が出会ったっていう。
青木:僕は東京に出て来た瞬間に、打ちのめされたんですよ。東京冷たい、みたいな(笑)。バンドもあんまりうまく行かずでわりと引きこもってる時に、一度休養しに行こうって地元に戻って。その時に知り合って。地元だと、ドラムやってる、ベースやってるっていうだけで仲良くなれちゃうっていうのがあった。それで僕が東京に帰った時に、彼が東京でバンド組みたいって言うので、だったら一緒にやろうっていうことになって。
三宅:それで僕も上京して、一緒にやり始めました。
●なるほど。その頃からregaのベースになるようなスタイルでのバンドだったんですか?
青木:いや、その頃はまだボーカルがいて。ミクスチャーな感じでしたね。それで後々、竜二の愛媛のバンドも解散することになってしまって。
井出:また解散(笑)。それで、やっぱり一緒にバンドやりたいなっていうことで、僕が入れてもらった感じですね。突発的に上京もして。そこでバンド名がregaになったんですよ。
●regaというバンド名の由来はありますか?インパクトもあって覚えやすいですよね。
青木:特にないんですよね、竜二が入る前のバンド名が長い名前だったんですよ。お客さんも覚えにくいなっていうのもあって短い名前にしようって。
井出:その時もボーカルはまだ居ましたね。だけど振り返ると、全然ボーカルの事を考えてない曲作りをしてたなって思います。その時も、なかなかしっくり来ないなって思いながら1年半くらい活動してて。やっぱりどん詰まりになって。お手上げになって皆で話し合いをした結果、ボーカルが抜けることになったんです。そいつも地元の可愛がってた後輩だったりするんですよ、だからそいつとバンドやるって決めたのに出来なくて抜けるんだったら、他の人をボーカルに入れるより、今残ったメンバーで音楽を提示していこうって。それで始まったのがインストとしてのregaなんですよ。
●紆余曲折本当いろいろですね。
井出:なので最初からインストでやろうっていうことじゃなかったんですよね。それから3~4か月くらいの間、本格的にライブもしてて1stアルバム発売のきっかけにもなったスタッフさんにも出会って。リリース、ツアーとかも決まっていって。だんだんライフワークがバンド寄りになっていった頃に、前のギターのメンバーとね…。何て言うんだろう(笑)。
音楽的な距離感みたいなものですか?
青木:音楽がきっかけだと思いますね。幼なじみなんで友達としては成立してたけど、音楽を挟んだ時に微妙なズレが出てきてしまって。
井出:バンドも個々に責任とかあるじゃないですか。それが比例してなかったというか…。もうその場その場でお互いの気持ちをぶつけ合った時に、もう一緒には出来ないねっていうことになって。けっこうヘビーでしたね、あの時は。それで、どうするよ?って皆でなっている時に、彼(四本)がさっそうと現れたんです。彼もバンドをしてて、ちょうど同じスタッフさんが見てたバンドで。
四本:ちょうど同じタイミングで僕がいたバンドもいろんな事があって、いろいろ相談とかもしてたんですよ。そしたらある日、電話がかかってきて「ギター弾いてくれ」って(笑)。
井出:あんまり友達の多いバンドではないんですよね。なので近くにいて気も合いそうだし、晶が弾いてるところしか想像できなかったので、お願いしたっていう感じですね。
●その時、四本さん自身はいかがでしたか?
四本:意外と入っていけましたね、すぐ。ただ曲作りの仕方が衝撃的でしたね。ペタペタとネタを貼っていくんですよね、コラージュみたいに。それがちゃんと曲として成立していくんだっていうことに驚いたというか。
なるほど。曲作りについてもう少し詳しく教えて頂けますか?
井出:いろいろパターンはあるんですけど、まずスタジオ入ったらジャムったりするんですよね、そこで録ったりするんですよ。テンションが上がってきて沸いてくる感じを収めておいて、そこで出たフレーズを後から聴いてそれを中心に組み立てる場合もあるし、ベースが持ってくる時は、わりとベースライン、構成がほぼ決まってる状態で持ってくるんですよ。それでそこから膨らませていくっていう作業をみんなでしていくっていう感じですね。
●なるほど。では秋にリリースになる新作についてお伺いしますが、今作の聴きどころ、コンセプト等はありますか?
青木:ギターのメンバーが変わったっていうのもあって、状況が前と違うので。2ndフルアルバムっていう形ではあるんですけど、実質今のメンバーでは1stだし。出している音が違うから、それを僕ら自身が楽しんだっていう感じですね。
井出:「Lylics」というタイトルなんですけど。歌詞がない分、ギターの音が自己表現だと思っているので。regaの音で全部表現してるっていう、これが俺らなりのリリックっていう。活字だけじゃないんだよっていう気持ちも込められてますね。今のインスピレーションだったり、フレーズの癖だったり、自分達が聴いている音楽の要素からそれぞれ持ち寄った感じなので、この4人で成立してる音楽がそのまま出ている感じです。
●サウンドの雰囲気も変わりましたか?
青木:そうですね。晶のギターはメロディーが強いんで。僕らはインストっていうカテゴリーである分、メロディーの部分、竜二のギターが歌だっていうくらいの気持ちで作ってるので、そこに拍車がかかるというか。更にメロディアスになったなって思いますね。温かい感じが増したんじゃないかな。
●ジャケットのアートワークは青木さんが描かれてるんですよね。元々イラストは描かれてたんですか?
青木:そうですね。習ったとかはないけど、好きなので描いたりしてて。それでスタッフさん、メンバーも、これでいいんじゃない?って言ってくれて。絵は全部手描きですね。新作のジャケットはまた前作と違うテイストなんですけど、ちょうど打ち合わせ中ですね。がらっと変えて行こうかなって。
井出:Tシャツとかのデザインもやってくれてるんですよ。
青木:そうなんです。そんな事もあって、artyardは読んでて面白かったです。
●ありがとうございます(笑)7/24のイベントもアートワークが沢山並ぶので絶対楽しめそうですね。
青木:楽しみです!
●では質問を変えて、皆さんの音楽のルーツ、影響を受けた音楽についてお聞きしたいのですが。
青木:僕はブルーハーツですね。そこからいろいろ聴き始めて、レッチリを聴いてベースが楽しくなってきた感じでしたね。けっこう歌ものですね。
三宅:僕は、Hi-STANDARDですね。ハイスタを聴いてからドラムを始めて、そこからいろんなジャンルに行きつつ。最近はインストのバンドとかも聴いていますね。今日来る時は相対性理論でしたけど(笑)。toeとか格好良くて好きですね。
井出:僕は兄貴がBOØWYとかを聴いていて。歌謡曲が多かったです。それで彼(青木)とブルーハーツのコピーとかを始めて、そこでガツンとパンクの言葉の突き刺さる感じっていうのに影響を受けていったっていう感じですかね。それでレッチリとか、ファンキーなノリとかを教わって、どんどん広がっていきましたね。
四本:僕は、メロコアです。AIR JAMとかハイスタから入って。アメリカ西海岸の方のメロコアをよく聴くようになって。でも何故か二十歳を過ぎたあたりから緩い音楽を聴くようになってきて。オーガニック的なものになってきましたね。最近は癒しを求めていますね(笑)。
●皆さん歌モノが多いですよね。歌に対する欲求みたいなものはなかったのでしょうか?
井出:そうですね、あまり深く考えてないですね。歌が入ってもありだと思いますし、余裕ができたら(笑)。
●(笑)。では次に、皆さんが愛用されている機材や楽器について教えて下さい。
青木:僕は竿だけなんですけど。直ですね。アンプも箱(ライブハウス)にあるものでっていう感じです。73年くらいのジャズベースなんですけどね。友達が使ってて、そのバンドが解散するって言うからくれって言ったら、10万でって(笑)。
三宅:僕はシンバルとスネアは一応拘ってるんですけど。スネアは今回のレコーディングで2つ使ってみたりもして。シンバルは、ボスフォラスっていうのと、ターキッシュっていうトルコ系のシンバルですね。ハンドハンマーシンバルって言って、職人が手で叩いて作ってるものですね。けっこう薄めで好きですね。スネアはソナーとラディックを使い分けて今回使いました。
井出:(とびっきりの笑顔で)聞いてくれますか?(笑)。僕は、昭信とバンドを組むことになって上京してきた頃、自分の中でレッチリ再ブームが来てて、ジョンフルシャンテが大好きになってて。それでストラトが欲しくなって、上京4日目くらいにお茶の水に行ったんですよ。そこで見つけたのがオールドのギターなんです。最初興味なかったのに弾いてみたら凄くて。上京したばっかりっていうテンションとか、ジョンと一緒のやん!っていういろんなマジックだと思うんですけど。62年のフェンダーのストラトなんですけど。最初店員のおじさんにお前には無・揩ンたいな感じで言われちゃって。だけど熱意を伝えたら、ローンを通してくれて(笑)。そこからずっと、使ってますね。アンプはキャピがオレンジで、ヘッドがマーシャルなんですよ。ジュビリーシリーズっていうやつ。だけど、竿の鳴りっていうんですか?そこをもっと極めたいなって思ってるんですよね。もう竿とシールドだけでライブ回るとか。
●スタックの方が好きですか?コンボとかは?
井出:コンボは全然使ったことないんですよ、ボックスだったり。憧れはあるんですけど、どうしても爆音になっちゃうんですよ(笑)。エフェクターは一時期はまり狂ってて、月に3つとか買いまくってましたね。でもだんだん直のままだったり、昔の曲は踏んだりしてますけど。最近は熱冷めるじゃないけど、素材でっていう感じですかね。
四本:僕は、竿がギブソンの使ってまして、アンプがマッチレスのクラブマン35っていうのを使ってますね。前のバンドの頃とそんなに変わってないですね。多分個人的に温かい音が好きなのかなって。いかんせんベースともう1人のギターが爆音なので(笑)。あと、良いものを持ってるので、そこでの音作りっていうのをもっと考えないとなとは思ってますね。
●ギターが二人いるっていうのは、実際の音作りの面で大変な部分があるかと思うんですが、その辺りはいかがですか?
井出:けっこう大変でしたね。初めの方は晶の音が聴こえない、とか。それで自分の音の出し方についても改めて考え直して。最近はお互いに気持ち良い所が分かるようになってきましたね。でもまだまだこれからっていう感じもあるんですよ。
四本:自分が気持ちの良い音だなって思っても、バンドに混ざるとそうでもない時もあるから。今までは、ギターが2本っていうバンドはやったことなかったので。その辺りはいつも考えながらやってますね。
●なるほど。では、最近のライブやレコーディングでの印象的なエピソードはありますか?
井出:けっこう晶がトラブルメーカーなんですよね(笑)。アンプが壊れたとか、直したばっかりなのに次の日に音が出なくなったり。
四本:入りたての時はひどかったんですよ。ライブ中に音が出なくなったり(笑)。
青木:あとこの間の母の日のライブに晶の親族が来てて、ステージからマイクで「お母さんありがとう」って。会場がめちゃくちゃ沸きました(笑)。
四本:母親はめちゃくちゃ喜んでくれたけど、後々聞いたら一緒にいた父親が嫉妬してたっていう…
一同爆笑
●あたたかい話じゃないですか!
井出:なので愛媛でやる時は、それぞれの家族が見に来たりしますよ。
最近ライブを沢山されてると思うんですが、共演したバンドや最近刺激を受けたアーティストはいますか?
井出:僕は、kacicaっていう昔から仲の良いバンドがいるんですけど。見る度にいろんな事を考えさせられるというか。凄く格好良くて好きですね。
四本:僕はこの前に一緒にやらせてもらったTheBaker Brothersですかね。やばかったです。相変わらず凄かったです。
三宅:圧巻だったライブはOKi DUB AINU BANDっていうアイヌの音楽をトンコリっていう楽器をメインにして演奏してる人達ですかね。凄かったです。
青木:僕もThe Baker Brothersですかねえ。でも最近は良いバンドとよく一緒にやらせてもらっているので、いつも刺激を受けますけどね。渚(音楽祭)で難波さんがSTAY GOLD演奏してた時はやばかった…。
一同:あれはね~!!凄かった。
●(笑)分かりました。では続いての質問なんですが、現在の音楽シーンについて感じていることはありますか?展望もあればお聞かせ下さい。
井出:世代関係なく、ライブにふらっと来られるようなバンドでいたいなっていうのはありますね。昔にディスコ通いしてた世代の人達とか、夫婦で今日行っちゃおうかってなるような。そういう世代の人の方がCDで音楽を聴いている可能性あるじゃないですか。最終的にどの世代にもっていうのがありますね。結果的にそうなったら嬉しいです。
四本:NBSAってあるじゃないですか。SOIL & ”PIMP” SESSIONSとかが毎回出ているような大きいイベントなんですけど、最初は吉祥寺のWARPとかから始まったのに、それが代官山UNITになってSTUDIO COASTになっていってどんどん大きくなって。あのイベントはバンド主体なんですよ。新聞とかも作ってるけどクオリティーも高くて面白くて。そういう風に、僕自身も、regaも、出来上がってるものに飛び込んで向こうに合わせるとかっていうのではなくて、自分達でエリアを広げて行きたいですね。いろんな仲間を巻き込んで行きたいなっていうか。
青木:僕は、REC中とかにも皆でお酒飲みながら話してたことなんですけど、バンドマンバンドマンって少なくなってきた気がするんですよ。バンドを始めたくなるようなバンドっていうか。ギターだったりベースだったり。自分が音楽を始めた時のそういう衝撃を、どうにか返せないかなっていうのを考えますね。チャートとかにそういう人達がいるかって言ったら分からないし、かと言ってアンダーグラウンドやオーバーグラウンドがどうっていう話でもない気がするし。ちょっとヒーロー的なものになれないかなって、思ったりはしていますけど。
三宅:僕は最近、テレビでもマニアックなバンドが見られるようになってきてるなって感じてますね。それは凄い良いなって思います。少しずつ変わってきてるのかなって思いますね。
●なるほど。では、regaの今後の予定について教えて頂けますか。
井出:アルバムが9月にリリースになるっていうのと、そこから全国ツアーを回って行ってっていう感じですね。来年まで続くので、突っ走る感じです!
●楽しみです!では最後に、読者メッセージをお願いします。
青木:今多分、何かやるのってやり安いとは思うんですけど、続けるのが難しいと思うんですね。なので自分で楽しいと思うことを素直に、やってほしいなって思いますね。それを見守ってくれる人達、仲間がいたら、その事にも感謝しながらやってほしいです。
三宅:ドラムの話になるんですけど、練習するより、楽しむ事が大事だなって思うんで。他の事にも言えると思うんですけど。練習って思わないで、心から楽しみましょうっていう感じですかね。
井出:僕は迷った時は、興奮したりドキドキする方を選ぶようにしてるんですよ。それがタブーだと思われることもあるけど、今までそうして来て、ここにいるので。なので、そうしてみるのも面白いよっていうのがあります。
四本:いいこと言うね(笑)。そうだな…なんだろう。裸を恐れるな!
一同爆笑
●そんなに着込むなよ!っていう。
四本:そうそう、着込むなって。そのままで君は綺麗だよって(笑)。そのままで美しいよって言いたいです(笑)。
井出:(笑)あとは、これを機にregaの事を知ってくれる人達がいたら、ぜひライブに来てほしいなって思いますね。100倍くらいのものを返せる自信があるので。
●分かりました。regaの皆さん、ありがとうございました!
2nd full album
[Lyrics]
2010.09.08 RELEASE!!!
XQGC-1004/¥2,500(tax in)
11曲入り
iTunes 限定 先行配信
[IMPACT!EP]
2010.08.04 Release/¥800(tax in)
4曲入り
※アルバム収録曲(2曲)+配信限定曲(2曲)
Liveスケジュール
■8月21日(土)湘南茅ヶ崎ENDOLESS SUMMER 2010
■8月23日(月)大阪Drop■ w/Dachambo/Sawagi 他
■8月25日(水)梅田Shangri-La■ w/Michi/ UNCHAIN
■8月29日(日)RUSH BALL2010
■9月23日(木・祝)渋谷WOMB(regaレコ発×FREE THROW)










