artyard studioで開かれたオオルタイチ初の個展『てんがのいれずみ』。そのドキュメント映像をアップ。初日にゲストとして共演、セッションも行ったBuffalo Daughterの山本ムーグ氏による本個展へのメッセージを含む、企画段階からの密着度キュメントムービー。開催日まで丁寧に組み上げられた過程を垣間みることができます。本年度はNANO-MUGEN FES.2011への参加や、キセルとの東北ツアーなど、活発な動きを見せる彼に要注目です。映像は下記より!
当日行われた多くのリスナーに、笑顔で作品を紹介するアットホームな雰囲気の中、パフォーマンスが進んでいきました。彼のライブを普段体験する人々にも新鮮に映ったのではないでしょうか。
この日、ゲストアーティストとして共演したのは山本ムーグ氏(Buffalo Daughter)。artyard studio内にちりばめられたオオルタイチ作品と、それらを照らす光にレコード盤をかざす。パフォーマンスの一部始終に釘付けになる聴衆。そこではあらゆる意味での対話が行われた。
翌日から、DJプレイを毎日おこなって作品を観にきた来場者らを迎えるオオルタイチ。流れていたのは製作中に聞いていたものばかり。展示の初日から最終日まで、丁寧につくられた時間に彼ならではの時間の流れ方と、その心地よさを感じることができた。
異なる距離に配置された投影用のトレーシングペーパーには、たった一つのプロジェクターでアイコン風の作品が映し出されている。来場者が皆、不思議そうに裏側から覗き込んでいたのも印象的であった。これらは時間をかけて吊られたのだ。そして、透過する紙を使用する事で、裏側からも同じ作品を見る事ができる。こういったレイヤー感については彼がインタビューで語っていたが、こういった粋な映写方法は、実際に目にした来場者にじんわりとした驚きを与えてくれる。
彼の創り出す作品は、どこかしらやわらかな波長を感じることができる。個展という時間へのスピード感覚、連日の来場者へのあたたかみあるコミュニケーションを通じて、彼の表現の温度がいかに丁度良い心地よさなのかを知る事が出来た。例えるならば、直射ではない太陽光のような感触。しかし、それは間違いなく人々が気持ちよいと感じるであろう温度だろう。そういったバランスが絶妙に保たれた初個展であった。彼の音楽はもちろん、今回表現されたような作品の数々にも注目していきたい。










