本年度もArt Yard/artyard studioをよろしくお願いいたします。さて、昨年末は渋谷O-nestにて『SQUARE PACK』を無事終えることができましたが、そちらのイベント・レポートと共に2012年度のArt Yard/artyard studioの動きも含めて、本年最初の記事となります。昨年末、プレイヤーとして参加してくれたOORUTAICHI、Ropes、青葉市子、篠原ともえ、そして展示作家のみなさんに特別な感謝をお伝えしたいと思います。
素晴らしいステージを披露してくれたRopes。アチコの圧倒的な歌唱力と、戸高による繊細なギターの音色で観客を魅了してくれた。ストイックなステージが後席まで響く。贅沢な時間を味わえる演奏だった。
この日、トップバッターを務めたThe Fractures(フラクチャーズ)。この日は彼らにとってEPツアーのファイナルだった。今年は新譜を発表する予定だ。
VJチームと共にアッパーなステージを展開したOORUTAICHI。今年のartyard studioでの初アート個展でも表現の豊かさを感じたが、ライブ会場での熱がひたすらに心地よい。
上階では什器にCDショップを模して作られた展示作品が。柱にはVJ作品を投影している。多くの人々で賑わった。飛び込みでポートフォリオを持参して駆けつけた作家さんや、地方から足を運んでくれた方も。さまざまな表現が一所に集まる。階下はトリを篠原ともえのステージ。福島から足を運んでいた方が「ララルーレインボー」と叫ばされていたのが微笑ましい。皆が楽しめるパフォーマンスが秀逸であった。
上階でのO.AにSuzuki Tomomiとそのメンバーがプレイ。3/9には新譜のリリースとワンマンライブを予定。彼女はArt Yardでは現在までに『ショート・バス』の音楽を担当しているスコット・マシューや、カジヒデキなどの記事企画を担当している。
階下にて篠原ともえのライブが終了後、上階にて大トリの青葉市子がプレイ。すさまじいギター・テクニックと歌に、会場に遊びにきていた若いミュージシャンたちがため息を漏らしていた。天才的。
最後の最後まで、熱気に包まれる渋谷O-nest。天井からは青葉市子による立体作品が飾られていた。あらゆる表現が混在する中、ゆるやかに進む芯のあるステージ。厨房からは時折、フードを調理する油の弾ける音が聴こえる。誤解を恐れずに述べれば、僕はそれもまた素晴らしいと感じた。遅い時間にもかかわらず、人々と作品で埋め尽くされたO-nestバーフロアに響く、鬼気迫るギターとメロディー。リスナーにとっては非常に濃厚な時間を与えてくれたのではないだろうか。今回は、上下階とも人々で溢れていた。
本年度は、大阪・artyard studioでも注目の個展が数多くおこなわれる。中でも3/18からartyard studioでおこなわれる、本展に出展した豊島舞による『birdric』シリーズの個展は必見だ。この日は彼女の生み出す300羽近い鳥達がartyard studioを埋め尽くす。
2012年はどのようなアーティストと出会えるのか。素敵な人々と出会える事を願っている。










