www.artyard.jp > ART YARD CD Review

ペトロールズ/amber 発売中  ENCD-13 /ENNDISC

ペトロールズ/amber 発売中 ENCD-13 /ENNDISC

これはシングルなのだが、前作の「EVE2009」というアルバムと合わせてまだ計2枚のリリースしかしていないことにまず驚いた。ファンキーでポップで間が沢山あって若手の雰囲気ではなかったからだ。3ピースならではのシンプルさもあるけど、ライブに足を運びたくなるようなグルーブとテクニカルな演奏も聴き応えが!個人的に大好きなのがVoである長岡さんの声と唄い方。オリジナルラブや最近だと大橋トリオが好きな方にもぜひ聴いて頂きたいバンド。そしてライブを見るべきバンドかも。


Sleepydog/air 発売中  MRPD-3001/Myriad Production Inc.

Sleepydog/air 発売中 MRPD-3001/Myriad Production Inc.

記念すべきartyard創刊号で登場してくれたスルガタロウ率いるSleepydog。下北沢GARAGEとのコラボイベントにも参加してくれて本誌とは長い付き合いのギターロックバンド。この前彼らのライブに行ったのだが、言葉がまっすぐ届いてくるライブだった。これはバンドにとってかなり重要なことだと思う。メッセージ性の強いバンドという印象はないけれど、曲の中にいる「キミ」に対しての向き合い方が丁寧に歌を通して見えてきた。時に弱かったり強かったり。とっても温度を感じるバンドだ。疾走感のあるm2「プラチナリズム」やsyrup16gの切なさを思わせるようなm3「はるかぜ」は泣けます。


G-Ampere/Rainbow Rainbow   12/2 発売

G-Ampere/Rainbow Rainbow 12/2 発売

エレクトリックできらびやかなステップシーケンスが印象的なM1から続く、M2"Goodbye Fling V”では現在のG-Ampereの持つシンプルなロック感覚がひしひしと伝わってくる。そしてM6”I'ts USM”ではうねるベースとパワフルなドラムを足場に初期のG−Ampereや彼らの前身バンドで聴かれたような、グルーヴに満ちたUSインディー的サウンドを展開。ひねくりすぎたギターロックが多い中、個人的にはこういったシンプルなロックの中でさりげないひねりはとても好感が持てる。CDを買ってよかったと思わせてくれる数少ないグループの一つだろう。彼らの真骨頂は浮遊感などではない。叩き付けるようなロック・サウンドなのだ。


INO hidefumi / INOCOLOGY  発売中   IRCD-0003/ innocent record

INO hidefumi / INOCOLOGY 発売中 IRCD-0003/ innocent record

フェンダーローズの音色でノスタルジックな世界に引き込まれた衝撃作「Satisfaction」から3年が経った。今作は3枚目にあたるが、完全書き下ろし&初めて全曲目に日本語タイトルが。「球体」で始まり「球体のかけら」で終わる。宇宙や地球といった壮大なものを連想させながらも、温かくて深みのある身近な空間もあり最高です。m4「イノセントデビル」では1stを彷彿させるような彼らしさも感じられて、あの作品で衝撃を受けた人は絶対にツボなはず!


Scott Matthew / There is an ocean that divides and with my longing I can charge it with a voltage th

Scott Matthew / There is an ocean that divides and with my longing I can charge it with a voltage th

日本を代表する音楽家、菅野よう子が手がけた「攻殻機動隊」OSTの参加や『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』で監督を務めたジョン・キャメロン・ミッチェルの作品にも参加し、国内外問わず数々のクリエイターを魅了し続けているScott Matthew。今作もクラシックの延長といった感じでピアノ+弦楽器に優しく声が響く。音で全てを埋めるのではなく、間がちゃんとあって映画みたい。とっても美しいです。ちょうど本誌が発行された7月に来日予定。そしてオンライン限定でインタビュー決定!!自由学園講堂での公演にも行くつもりなのレポ載せたいと思います。


Q;indivi starring Rin Oikawa / Celebration QSP0001/Q.,cd 7/9発売

Q;indivi starring Rin Oikawa / Celebration QSP0001/Q.,cd 7/9発売

記念すべき本誌10号で登場してくれたQ;indiviのスピンオフ企画盤がこちら。セレブレイトというだけあってあらゆるお祝い時に使えそうなクラシック名曲「結婚行進曲」や「威風堂々」等々がキラキラハウストラックにアレンジされています。及川リンちゃんの声は相変わらずウィスパーで癒されます。全て英詞なので結婚式やパーティで使用してもうるさくないしお洒落&躍れそう!!個人的にお気に入りがラスト曲であるバッハの名曲「主よ人の望みの喜びよ」。言わずと知れたピアノ曲が素敵に生まれ変わっています。キラキラです、本当に。


Anna Jarvinen / Man var bland molnen RCIP0131/ Rip Curl Recordings(inpertment) 発売中

Anna Jarvinen / Man var bland molnen RCIP0131/ Rip Curl Recordings(inpertment) 発売中

フィンランドで生まれ現在はスウェーデンで活動している彼女の今作は、カントリーやフレンチポップ感満載で全国女子達に超おすすめ。日本でCHARAや安藤裕子辺りがお好きな方には大推薦です。味のある柔らかい歌声が本当に可愛い。ジャケ写同様お日様を浴びながら聴きたい作品です。シルヴィ・バルタンやフランス・ギャルといった王道リスナーにもチェックして頂きたいです。


Marie Digby / Breathing Under Watar AVCW13109/avex entertainment  発売中

Marie Digby / Breathing Under Watar AVCW13109/avex entertainment  発売中

前号誌面にも登場してくれたMarie Digbyから早くも新作が届けられた。ほとんどがトラック先行で制作していったということ、「1stとは近いけど全然違うものになる」と言っていたこと。これが予想を上回る進化に驚き!何より感じずにいられなかったのは1st「Unfold」に比べて遥かに強いパワー。何だろう?声や息づかいで充分伝わるこの儚げな強さ。コーラスワークも沢山あっての意欲作はアコースティックにR&B色もプラスされてリスナー層も広がる予感!!アメリカでの発売はなんと9月予定なので3か月も先行で発売中!!


Zu/CARBONIFEROUS   DYMC-7011

Zu/CARBONIFEROUS DYMC-7011

サックス、ベース、ドラムとMORPHINEを思わせるようなjazzyな編成ですが、SONIC YOUTHのサーストン、ダモ鈴木、竹村ノブカズ、MATS GUSTAFSSONともレコーディング歴があるというんだから相当なアヴァンギャルドの高さ。今作はリリース元がマイク・パットンのIPECAC&MELVINSのメンバーも参加という重々しさで激しく殴打。

山下太郎(HMV EAST)


Marie Digby / Second Home AVCW-13108

Marie Digby / Second Home AVCW-13108

彼女が選曲したというJ-POPカバーアルバム。誰もが耳にしたことのある名曲ばかりだが、凛とした彼女の声で丁寧に紡がれていく様がとても心地よい。Marie自身も語っていたように、特に男性ボーカルバンドの曲に聴き応えアリ。個人的に大好きなのが「gravity」「君という花」。原曲の面影はほんの少しだけ。これがコピーではなくカバーというもの。夏前にはNew Albumの予定もあり、彼女の名前はどんどん知れ渡りそうな予感。最新の彼女の様子はYoutube、myspaceでも見ることができます。検索!


V.A. / A to Z : KITTY,DAISY & LEWIS THE ROOTS OF ROCK'N ROLL   BRSB-19LTD

V.A. / A to Z : KITTY,DAISY & LEWIS THE ROOTS OF ROCK'N ROLL BRSB-19LTD

そんな素晴らしい音楽を作った彼女たちが選曲するコンピレーション。なんとあのギャズ・メイオールなんかと一緒にDJをする程なんだとか。。SPレコード(古い78回転の盤)なんかもいっぱいもっているんだとか。。彼女たちの音楽やこのコンピレーションが気に入ったら是非ギャズの作品も聴いてみて下さい。SKAなんかも好きになれたりドンドン素晴らしい音楽に出会えるんだとか。。

山下太郎(HMV EAST)


KITTY , DAISY & LEWIS /  KITTY , DAISY & LEWIS   BRC-207

KITTY , DAISY & LEWIS / KITTY , DAISY & LEWIS BRC-207

15歳、18歳、20歳という若さのデビュー・アルバムでジャイヴ、スウィング、ロカビリー、ブルースなんかをこれだけスタイリシュに決めれるのはもちろん音楽一家だから。なんと母親はニューウェーヴ/ポストパンクの伝説的なバンドレインコーツのメンバー!!!(レインコーツは入手困難なものも多いですが個人的にも好きなので入手しやすいTHE KITCHEN TAPESを大推薦)

山下太郎(HMV EAST)


HALCALI/サイボーグ俺達  EPICレコード   発売中

HALCALI/サイボーグ俺達 EPICレコード 発売中

ハルカリの新作は、実に久しぶり&移籍後初のフルアルバムだけあり、参加陣の豪華さと言ったらため息ものの1枚。本誌に登場してくれたQ:indivi の他にFantastic Plastic MachineやVERBAL(m-flo)、Nathalie WiseにYOUR SONG IS GOOD etc…音楽ファンはついつい反応してしまうような面子に囲まれHALCALIらしさ満載でお届け。時の経過もあってかm5(さすがNathalie Wise!!なアレンジ)やm8(with宇多丸from RHYMESTERで大人のドライブ気分!!)なんかは十代の頃にはないような彼女達の顔もちらり。ゆるり、ごゆるりと浸かって、等身大の言葉達と軽快に踊れる「サイボーグ俺達」。良い意味で力の抜けたリリックで、心地良いHIP HOPを!!

Tomomi Suzuki


BLACKBLACK / BLACKBLACK   XQBJ1001

BLACKBLACK / BLACKBLACK XQBJ1001

ディーヴァとローラ姉妹(19歳と15歳)とクラーク(謎の男)によるblackblakのデビュー・アルバム。スリッツと観るネバーエンディング・ストーリー/レインコーツと読むグリム童話//なサウンドはpony upやredcoats are comingのファンにも聴いて欲しいエメラルドな一枚!!!代官山unitでの来日ツアーでは頭にインディアンのような飾りをつけ、ベースとヴォーカルをとるディーヴァとトラ(ティガー?)の着ぐるみでムーミンのニョロニョロを脇に立ててドラムを叩くローラ、カワiii!!!そして布をかぶり、顔を隠しギターを弾き鳴らすクラークの3人のライヴは思わず" trick or treat ! "と叫びたくなる程楽しく、隣りで観ていたロック・レジェンドも混じりハロウィンのような一夜。彼女達を取り囲むシーンなどに興味があれば、写真家コブラスネーク(www.thecobrasnake.com)を調べると面白いと思う。

山下太郎(HMV EAST)


V.A. / GIRL MONSTER   88091810332

V.A. / GIRL MONSTER 88091810332

チックス・オン・スピード。彼女たちのアートブックが洋書店でベストセラーになる程に、その音楽性とファッション性は広く知られるものとなりました。そんなチックス・アーミー必携のコンピレーションがこちら。
chicks on speed / peaches / le tigre / kevin blechdom / angie reed / erase errata / slits / delta 5 / bjork / liliput / lesbians on ecstacy /
juliette & the licks / raincoats / malaria / ari up / hanin ellas / ana da silva / vivien goldman/ siralice / pam hogg / no bra / etc....もっとモアモア入って3枚組!!!

山下太郎(HMV EAST)


metalmouse/Sea Train Special Edition  XQAX-1003

metalmouse/Sea Train Special Edition XQAX-1003

global standardなアーティストを輩出することを目的の一つとして設立されたレーベル、star boze recordsの第一弾アーティストとしてリリースされたmetalmouse。既に音を聴く前からそのネーミング・センスに惹かれてるうちに、限定EPが一瞬で完売に!!!そして届けられた1st アルバム『sea train 』、その語感どころか、ジャケと音で軽く吹き飛ばされた。部屋でもヘッド・フォンでも、フロアーでも気持ちいいサウンドはまさに世界基準!!今作はその1st アルバムにボーナス・トラック3曲が追加されたリニューアル盤。未聴の方は是非!!!

山下太郎(HMV EAST)


V.A. / MUSICS IN THE MARGIN   SR254

V.A. / MUSICS IN THE MARGIN SR254

『tibetan and bhutanese and folk music 』や『anthology of noise & electronic music』など世界中の貴重音源やらアヴァンギャルドな作品やらその他モアモアをリリースしているレーベルsub rosaから気になるコンピレーション・アルバムがリリース。収録アーティストをみるとダニエル・ジョンストンとウィズリー・ウィリス…う〜ん…ほぼ聞いたことがない…。牧歌的なもの、ノイズ?、コラージュのようなのものまで日常に溢れているのにとても非日常的な感じのする聴き飽きない一枚です。どうやら精神医学的に社会的に問題があると診断されている人々が収録されているとのこと。ジャケットを観て惹かれたら間違いないでしょう。

山下太郎(HMV EAST)


MARASICA/思い出フォトグラフ  QSCP1002

MARASICA/思い出フォトグラフ QSCP1002

ART YARD付属CD企画のvol1に参加してくれたマーラシカ。母性溢れるさくらちゃんの声と繊細さを帯びた詠美子ちゃんのピアノ。編集部スタッフも大絶讃でした!!ライブだと二人構成がほとんどだけど音源の中にはバイオリンやパーカッションも。コピーにもなってますが大人の童謡とは、上手く言ったものです!本当その通り。癒し。後半に連れ音の波も盛り上がり!高揚を導くM7「光」やほろりと涙浮かぶM8「あかね色」は特におすすめです。ライブ行きたくなったきたぞ!

Tomomi Suzuki


DJ MOCHIZUKI/in the mix  11月10日発売

DJ MOCHIZUKI/in the mix 11月10日発売

青山“LOOP”のオーナーにしてアンダーグランド界で最も支持されているDJ MOCHIZUKIがキャリア18年目にして初のMIX CDをリリース。『ミックスアップ・ノンカテゴライズ』と定義するハウスを基本に、テクノやエレクトロニカ、ブレイクビーツ、アシッドなど様々な異なるジャンルを1プレイの中で自由自在に操る濃厚なテクニックは、彼にしか出来ない音楽芸術!LOOPオープン当初から当時はまだ無名だったBasement JaxxやPhil Asherをパーティーに巻き込みシーンを作りあげてきた”カリスマ”の集大成ともいえる今作。N.YやLONDONでのDJ経歴も多々あるだけに無国籍な音像世界が響きます!

Tomomi Suzuki


Q., indivi/ComeBAby.EP  MTCD5016

Q., indivi/ComeBAby.EP MTCD5016

YUKI「joy」のサウンドプロデュースやHALCALI等のプロデュースで知られる田中ユウスケを中心としたプロジェクト。エレクトロニカとストリングスの融合でリッチなクラブ気分を味わいながらも、ポップスファンにも打ち出せるキャッチーなサビ…んん?これどこかで聴いたような。そう、このM1「ComeBAby」は約2年前に京セラの携帯CMで使用されてたあの曲!!voには筆者も大好きSpangle call Lilli lineからKANA OTUBOや「嫌われ松子の一生」にも参加、田中ユウスケ作品お馴染み及川リン!capsureやSTUDIO APARTMENT好きに快くおすすめできる豪華2枚組み&Re mixで参戦がHALFBYにriddim saunterにCubismo Grafico!!文句ないでしょ?

Tomomi Suzuki


ミホミホマコト/ミホミホマコト Azzl10001

ミホミホマコト/ミホミホマコト Azzl10001

自身名義のタイトルではなくても、手に取れる型として川本真琴の作品はとても久しぶりだし、とても嬉しかった。朝日美穂、hi-posiのもりばやしみほとミホミホマコトとして超稀にライブをしてたのはちょうど昨年の今頃だったような。いやはや音源も期待通り!長い年月はこうして積み重なっていたんだなあ。この3人の誰かが欠けていたら見えない音、歌が絶対にあったはず。50年代のオールディーズをカヴァー。に、朝日美穂、川本真琴の書き下ろしも。これからのタイガーフェイクファも期待。天才が持つ究極の可愛さというやつだこれは!!そして天才達が遊ぶとこんな遊びになるのだ。ああ、会いたい、可愛い。本人達のアートセンス、映像センスもお見逃しなく。

Tomomi Suzuki


LOTUS GUITAR /  first trip  DDCP3001

LOTUS GUITAR / first trip DDCP3001

とても透明な世界だと思った。混沌の逆、という風に感じた作品。クラムボンの時には見せない顔が浮かぶドラマー伊藤大助×生きたギターを奏でるASH。たったこの二人で、隣にある日常から壮大なる世界まで作りあげてる。ロックでファンタスティックで切ない。男に生まれてたらもっと何かを感じることができたのかもしれないな。緩やかなスピード、スピードという名のスピード。二人の呼吸がいろんな角度で交差してる!

Tomomi Suzuki


Associate Social Piano / retro future jazz BSSO14

Associate Social Piano / retro future jazz BSSO14

A.S.Pがまたやって来ました。メーカーが毎度毎度プッシュしてくるバンドの一つです。ラテン×ジャズをベースに光るボーカルのパワーが半端ない。良い意味でのアクが強く離れず!シンプルな構成の中には鍵盤が二人。踊る鍵盤に踊らされそのリズムでソウルフルに。1st、2ndの延長と言っていいものかどうなのかは彼ら自身の問題だけど、自信を持って3rdらしい、さらにラテンとポップスの融合が図れた日本の音楽になっていると言えます。ずっと日本語でやって行ってほしい。PE'ZやEGO- WRAPPIN、少し前だとDRY&HEAVY好きにもアピールできる作品でしょう!!

Tomomi Suzuki


takatsuki/タカツキタツキ

takatsuki/タカツキタツキ

創刊号に登場してくれたタカツキくん。その後の活躍は想像以上に凄かった。
各インディーズレーベルの人との会話の中で、彼にインタビューしたことを話すと妙に反応が良かったのを覚えています。彼のファンは多いので。SONYのCMで使われていたのも記憶に新しいです。このアルバムもバイヤーに売りたいなと思わせる作品でした。ブルースっぽいのに、ファンキー。ジャジーでソウルフル。中でもオススメは吾妻光良をむかえた1曲目。この吾妻さん、知らない方は要CHECK!!アルバム「Speezin&Blown」をチェックしてください。「やっぱり肉を食おう」は何でもできる気にさせてくれます!いやはやこんなブルースがあったことに幸せを感じました。どうもありがとう。

Tomomi Suzuki


Cloudberry Jam/Great Escape

Cloudberry Jam/Great Escape

Cloudberry Jam!!!
vol3.4号と続けて答えてくれたJennieとHenrik。
クラウドベリージャムが2号連続で登場してくれたことによって、本誌のモチベーションが決して国内版ではないということが再認識されたことだろうと思う。その上再結成後というのもあって、充実したインタビューになった。彼らは自らレーベル運営をする立場になり、音楽シーンについてや、日本という国に対しての考えも語ってくれています。あ、これこぼれ話なんですが、Jennieのインタビュー後にインタビュアーであるオーウェンが、彼の通うライブバーthe ruby roomを彼女に紹介したところ、その日のうちに彼女は訪れ、少しだけパフォーマンスしたそうです。素敵な話だ〜。

Tomomi Suzuki


Bophana/Natureza

Bophana/Natureza

3号の表紙を飾ってくれたリトルクリーチャーズ。このBophana(ボファーナ)は青柳さんプロデュースのアコースティックトリオ。普段敬遠しがちなブラジリアンミュージックを、繊細な楽器の生音が本当に生まれたてみたいに鳴らしてくれています。余計な音がなく、ボーカルもベースも生きていて、自然からなる音楽と言えます。呼吸が見えるっていうのかな?そんな温かさで。昨年発売された「VA/Apple Of Her Eye りんごの子守唄」(←ビートルズの曲を女性アーティストだけでコンパイルしたアルバム。アンサリー、原田郁子、畠山美由紀らが参加)にも参加しています。こちらも素敵です。誰かにプレゼントしてもいいかもな〜

Tomomi Suzuki


LIKKLE MAI/Roots Candy

LIKKLE MAI/Roots Candy

ご存知日本を代表するレゲエ・ダブバンドDRY&HEAVYのボーカルを務めていたマイ。ART YARD vol5号でリクルマイとして初登場!!皆様、インタビューはいかがでしたか?バンドがバンドなだけに、バイオに触れた雑誌は数少ないんじゃないかと思います。そういった意味でも貴重な声が聞けました。
カリスマバンドのカリスマボーカルから距離を置き一人になったことで、ここまで可能性が広がるものだんだなあとただ感動です。レゲエという枠ではもう勿体ない。でもこのアルバムでもドラヘビのマイちゃんに会えます(良い意味で)あの声の張りは病み付きでしょう!それだけボーカルの存在が確立されてるんだなと、またまた感動です。ご試聴あれ☆

Tomomi Suzuki


凛として時雨/#4

凛として時雨/#4

美しいバンド名なんですけど。雨はずっと止まなさそうな音。
とっても激しいけど空虚。空虚だからこそ激情なのかな。マキシマムザホルモンをはじめ轟音ブームが来てる中、こちらはちょっと政党派?メロは分かりやすくて、男女ボーカルがかなり高音で、この高音のキツさがとっても気持ちいい。何度もループし始めてヤバい感覚におちていくわけです。
そうそう、何か聴いちゃいけないものを耳にしちゃったような。

Tomomi Suzuki


RADWIMPS/イーディーピー:飛んで火に入る夏の君

RADWIMPS/イーディーピー:飛んで火に入る夏の君

彼らの音楽は、今や死後となりつつある「泣き虫ロック」どころか、もうそれはそれはさらけだしまくっている。シャウトする時はシャウトし、へんてこな時はへんてこなコーラスを決め、かと思いきやツボを突いたメロディーと言葉でちゃんと泣かせてくれる。若干20歳で、ここまできたか。ため息ものです。この凄さは。
彼らが十代の頃にリリースされたインディーズ盤は、のちのち売れまくることでしょう。全部いいので。
この衝撃、何かに似てるなと思ったんだけど。初めてBUMP OF CHICKENを耳にした時の、アレでした。

Tomomi Suzuki


Miho Hatori/Ecdysis

Miho Hatori/Ecdysis

知る人ぞ知るあのチボマットのMihoが、羽鳥美保としてアルバムを出した。BECKのギターSmokeyとのユニット、Smokey&MIHOの作品「人間の土地」で聴かせてくれた、あの土の匂いのする音楽の雰囲気も残しつつ、ひだまりみたいな、愛らしい音楽が沢山響く。静止している音、浮遊している音。。この1枚はまるでおとぎ話のよう!!つい先日、お店で海外のお客さんに「日本でビョークみたいな子はいないの?」と聞かれ、真っ先にMihoを薦めました。そしたら「彼女はもう知ってるわ」だって。そうだった、彼女はもはや日本人じゃなかったんだった!!

Tomomi Suzuki


□□□(クチロロ)/ファンファーレ

□□□(クチロロ)/ファンファーレ

ニューカマーというか、上昇中!なクチロロ。一昨年リリースの1stアルバム「□□□」はくるりのお墨付きということもあってかなり話題に。インスト曲含め良質ポップと呼ばれる、耳に優しい音楽の印象がありましたが。昨年の恐るべし19曲入りシングル「朝の光/渚のシンデレラ」そしてこの「ファンファーレ」では歌モノ勝負という感じな上に更に究極に近い形が見えて、ポップスって一体何だろうかと問いかけてきた。
「みんなのうた」で使ってもいいんじゃないかってくらいです。聴く世代を選ばない温かいうた、楽器の音、笑いを提供してくれます。

Tomomi Suzuki


BRAZILIANSIZE/5

BRAZILIANSIZE/5

これはうちのお店柄、取り上げないわけにはいかないだろ!的な超重要アイテム。
まずSCAFULL KING 、DOMINO88、 FULLSCRATCH、 the Petebest。このバンドメンバーが揃っただけでどうなの?買うでしょ?各々のバンドの音を生かしつつ遊びに力を注いでいる、バンドマンにとっては羨ましくなる1枚なのでは。そして驚いたのが分かりやすかったところ。これだけキャリアのあるメンバーが揃うとバンドの独りよがりになりがちだと思いきや。キャッチーだし、vo4106も素朴。インディーズ大好きな娘たちにとってはまさに鼻血もの。

Tomomi Suzuki


中塚武/Laughin'

中塚武/Laughin'

ダンスミュージックってやっぱり楽しさ&笑いが必要。ただ同じトラックがループされていてもやがて退屈に。中塚武の2ndにあたるこの作品のタイトルはずばり、「笑い」。そして前作は「JOY」=「楽」だった。
その名の通り2枚目は、楽しさから笑いへ。そのシンプルなテーマの中には甘いクッキーもあればパチパチキャンディー、pあり、オムニバスに近い満腹感。全てのジャンルを操るこのお方は正に料理人。小西康陽や須永辰緒さんみたいになりそう。ってかもうなってる!?彼率いるQYPTHONE(キップソーン)の初期コンプリート盤も要チェックで。

Tomomi Suzuki


BONNIE PINK/GOLDEN TEARS

BONNIE PINK/GOLDEN TEARS

今年でデビュー10周年、彼女のライティングはビートルズに近いと誰かが言っていたけど、自分も含めて彼女を知った時の衝撃はそれに近いものだったのかもしれない。今作は8枚目。8ですよ、すごいな。
相変わらずどの曲もシングルに出来る要素あり。トーレヨハンゾン×ボニの音はしっくりくる。前作「EVEN SO」同様、ストリングスの使い方にはまた新しい風を感じます。

Tomomi Suzuki


chocolat&Akito/chocolat&Akito

chocolat&Akito/chocolat&Akito

部屋で聴くよりもお庭で聴きたい。なんともゆるやかな時間がこの中にはある。夫婦だからですか?なんて聞けないけど(笑)押し付けがましくないメロは生きていて、アレンジは耳に優しい。アコースティックはこうでなくちゃいけないのかも。クリーチャーズ鈴木さん、栗原さんを始め大好きなPolarisの坂田学やmi-guのあらきさん(ライブはヤバい!圧巻)更にあのトータスのメンバーも参加。こんな温かい音が生まれるわけだ。
ART YARD vol4号にて片寄さんのインタビュー載ってます。こちらも合わせてどうぞ!

Tomomi Suzuki


ナノルナモナイ/ Melhentrips

ナノルナモナイ/ Melhentrips

個人的に大注目のお方。HIP-HOPユニット降神からの奇才、ナノルナモナイ初のソロ音源。衝撃だった降神の出現!良い意味で混沌とした音作りと、そのセンスの良さ。これは王道の裏を先導してくれるホープなのでは!?なんて期待しているところだった。特にこの音源は、アングラていう言葉はもう使いたくないなと思うくらい洗練されてるし、何よりお洒落です。ライト系が苦手な方にはオススメします♪

Tomomi Suzuki


EAST END/threee

EAST END/threee

この作品は、一言で言うと正に大人のB-BOY。今流行っているヒップホップなのに押し付けがましくない。
楽しんでしまえと言わんばかりのグルーヴ。その理由はと言うと、やっぱりキャリア。その辺のグループとは格が違うんだから!!!素敵な34歳だと叫んでいます(笑)彼らの何が好きって、余裕で遊んでいるところ、気持ちいいところ。リップのSUさんにPES、KREVAやkjが慕う、HIP-HOP界の良きお兄さんたち&パイオニア!みんなここを通って行って欲しいと思います!!

Tomomi Suzuki


馬の骨/燃え殻

馬の骨/燃え殻

馬の骨ー。なんて愛しいネーミングなんだろうか。この「燃え殻」を聴きながらそう思った。この「馬の骨」はご存知キリンジ掘込泰行(弟)のソロプロジェクトはわけだけど、キリンジ特有のフラットさやハーモニーは健在しているのに、余計な音やコーラスが無いので超シンプル。名曲「エイリアンズ」を思い起こさせるようなしなやかさ。もしも滑稽に見られている馬の骨がこんなにも暖かい声で包んでくれるなら、大事にしたいです、この骨を。あれ?ちょっと物思いに耽ってしまいました。危ない。。。もちろんその後に発売されたアルバム「馬の骨」も、チェックしてね。


Tomomi Suzuki


little creatures/Night People

little creatures/Night People

リアルタイムにクリーチャーズを聴いていた訳じゃないけど、勉強がてら聴き始めた、なんていう若者が未だに沢山いる。それに個々に活動していたDoubleFamousやkamaAina、最近は鈴木正人率いるsighboatなど計り知れない活躍っぷりで、いつも期待以上の音が溢れていた。そして実に4年ぶりのお出ましです。アコースティックをベースに静寂&浮遊感あり、もうそこはクリーチャーズが広げるNight Peopleの世界。
ART YARD、vol3号にて表紙を飾って頂きました。ありがとうございました!!!


Tomomi Suzuki


Blossom Dearei/Rootin Songs

Blossom Dearei/Rootin Songs

ジャズの大御所からお一人。キュートさで言えば右に出るものなし!ピアノ弾き語りメインのほんわかジャズ。ウッドベースが可愛くてピアノの上を歩いているイメージ。数々の名盤を残している彼女の作品の中でも、この1枚は音源化の予定がなかったという激レア盤。というのも当時(1962年)ルートピア(アメリカの清涼飲料水)のCMソングを彼女が歌っていたこともあり、その購入特典になっていたからです。選曲も当時の流行歌ばかり。「酒とバラ色の日々」「Fly me to the moon」も収録。究極の癒し系名盤。しかし贅沢な特典だ。


Tomomi Suzuki


once blue/once blue

once blue/once blue

ノラジョーンズの存在を知ったのと同時に、洋楽担当の人におしえてもらったのがこれ。
ジェシーハリスがノラを手がける前に組んでいた幻のユニット。一度廃盤になった後、一昨年国内で再発されました。voレベッカの声の丸みがアコギと溶け合いすぎてて寝ちゃいそう。。。な位気持ちいいゆったりアコースティック。メロの良さはこの頃から健在、元々作家志望だった彼のセンスの良さがピカリ。そんなこともあり今じゃソロでも定評があちこち。なんと再発盤は9曲追加されてる!!やったー落ち曲はもちろんありません。

Tomomi Suzuki


Lene marlin/Playing my game

Lene marlin/Playing my game

ロックにはいろんな種類があると思う。やりきれなさ、危険さ、政治的なこと、それを外に向けたり内側に向けたりしてる。最近は音的なものより、その人の持つ内面的な部分でロックに取り上げられる人が多い。そもそもロックって?なんて考えだしたのは、このレネを聴き始めた頃かも。歌から読み取れる冷静さと、あえて爆発させないストイックさは内に秘めたロックを感じます。声がまたきれい。日本でいうと鬼束ちひろに匹敵するかなと個人的には思っています。まだ2枚しかアルバム発表がないので、新作が待ち遠しい。。(出るのか?)

Tomomi Suzuki


Gabrielle/ROSE

Gabrielle/ROSE

彼女の声とリズムは、正に丁度良い軽さで耳に入る。濃厚すぎず、聴き手に媚びない安定感があります。普段ソウルは聴かない自分が、1曲目試聴でその爽快さに即決!真っ先に買った1枚でもあります。ハスキーだけど品があって、気分がよくなる。褒めまくってるけど、だってそうだから!そして世界中の名ディーバは数知れず、、、。だからこそ自分の中でのオンリーワンを探すのが楽しいし、自分の好きなモノもそのうち分かってくる。その音楽の中に何を感じるか考えるだけで、自分とも対話できるから、歌っていいなとしみじみ思います。